高温による異常天候早期警戒情報が発表
平素は、茨城生科研に対し多大なる御支援と御愛顧を多くの皆々様から賜り、厚く厚く御礼申し上げます。
さて、事務所所在地の笠間市では、八重桜が満開~やや散り始めております。
そして、とてもビックリなのは
梨の受粉作業が、多分もうほぼほぼ終わっている状態になっております。
実は、弊社も勉強がてら昔梨を栽培していた事がありました。
その時の受粉時期は、大体4月の25日過ぎにやっておりました。
それが今年はかなり早いではありませんか(驚)
この様な状況ですから、変なことが起きないか心配をしておりますが、昨日気象庁より「高温に対する異常天候早期警戒情報」が発表されました。
それによりますと、4月26日から1週間程度は、平均気温の差が2度以上高いとのことです。
と言うことは、もうすでに初夏?の陽気、と言うことではありませんか。
で、本題に戻りますと
このように、急激な温度上昇は農作物にとっていいわけありません。
特に「カルシウム欠乏」などが心配されます。
例えば、キャベツの巻き込み症状だったり、果菜類のチップバーンだったり。
カルシウムは作物体内でも、移動が悪い養分です。なので、吸収が悪い状態が続くと、特に生長点などに、欠乏の症状が現れやすくなります。
なので、カルシウムの要面散布をマメに行う事がとても重要になってきます。
当社取扱で言うと
まずは、
㈱生科研のカルタスです。
カルタスは、メリットシリーズなどの葉面散布と混用出来ますので、栄養補給や生育コントロールと同時に散布することが出来ます。
次に、ファイトクロームの「ファイトカル」です。
このカルシウム剤には保湿浸透剤が添加されておりますので、しっかりと葉に付き吸収されます。
ただ、このカルシウム剤は葉面散布や液肥との混用はできませんので注意して下さい。
以上上記の肥料を上手に活用してください。
また、弊社で高温に関する情報提供として「茨城生科研技術アシスト」を作成しましたので、貼付けしておきます。営農指導等の際に御活用いただけると幸いです。
また、農水省でも今回の高温に対する注意喚起を行なっておりますので、あわせてご覧ください。
そして、あわせて気象庁のページもリンクしておきますので、御参考にして下さい。
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