新規取扱い商品のご案内(ZEBA)!
平素は茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、
誠に有難く深く感謝を申し上げます。
2024年度がスタートいたしました。
本年度も不定期ではありますが、各種SNSを通じて、弊社の肥料事業・農産事業の事をアップして参りますので、引き続きご愛顧賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
さて、新年度1回の投稿ですが、「イチゴ」ではなく、当社の新規取扱い商品のご紹介をさせていただきます。
その資材は、土壌改良資材なのですが、もしかすると、土壌の乾燥対策の救世主(ちょっと大げさですが・・・)になるかもしれません。
その商品とは
ZEBA(ゼバ)
です。
この商品は、土壌改良資材ではありますが、
コンスターチ由来の保水剤になります。
この保水効果は、土壌条件によって多少変わりますが、
重量比で約400倍の水を吸収し、保水することが可能です。
このZEBAの土壌中の働きのイメージがこちら↓になります。
雨や、灌水によってZEBAが水を吸水して保水し、乾燥気味になるとその保水した水分を作物へ給水するという仕組みになっております。
このサイクルを、分解されるまで繰り返され、栽培期間を通して作物へ必要量の水分を供給します。
メーカさんにて説明動画ありますので、こちらをご覧ください。
ZEBAは土壌の条件にもよりますが、およそ3~6ケ月で自然分解され、分解後は水、二酸化炭素、ミネラル等に変換されます。
また、成分にナトリウムが含まれていないため、塩害の要因にはなりません。
で、このZEBAの使用量ですが、
小麦等で10aあたり、200ℊ~500ℊ
豆類で10aあたり450ℊ~800ℊ
トウモロコシ類で10aあたり450ℊ~1㎏
イモ類で10aあたり800ℊ~1.2㎏
葉菜類で10aあたり、800ℊ~1㎏
果菜類で10aあたり、600ℊ~1㎏です。
また、育苗培土に混和する方法もありますが、その場合は培土1リットルあたり、0.5ℊ~1ℊ程度を良く混用して混ぜムラが無いようにしてください。
上記の量を播種前や定植前に土壌や培土と十分に混和して、施用後なるべく早く灌水することをお勧めいたします。
そして、ZEBAの上手な施用事例として、以下の方法があります。
様々な散布方法があると思いますが、圃場に対しては少量なので、農薬の顆粒剤などを散布する「散粒機」などを用いて散布する事も可能です。
実際に社内にて、育苗培土に混和したものと、そうじゃないものの比較対象した試験の動画ありますので、ご覧ください。
左が、培土に0.1%混用したもので、右が対照区です。
いいかがでしょう。保水効果をお分かりいただけ打でしょうか?
近年の異常なまでの天候により、農作物に対す影響が益々劣悪な環境になってきております。ゲリラ豪雨だったり、異常高温・酷暑、そして少雨による干ばつ。
特に、露地作物に対し、ものすごく厳しいものになってきております。
例年通りの気候で、行ってくれればこのような剤は必要ないのかもしれませんが、弊社の農産部もそうですが、特に秋冬の作付けの時期の高温乾燥に悩まされているところなので、このような保水効果のあるものがあると、その解決の一助になるかもしれません。
(大変な水やり作業を少しでも軽減出来たら、かなり楽になると思います)
なお、本剤は茨城県内においては、県内のJAさまでお取り扱いしておりますので、お求めの場合はJAさへ、お問合せください。
また、本剤の内容については、弊社の各種SNSのDM等を対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
最後に、商品のチラシを掲載させていただきますので合わせてご覧ください。
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