来年の増収に向けた梨の管理について
平素、茨城生科研に対し多大なるご支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
しかし、物凄く変な天気ですね。
台風、ゲリラ、干ばつ・・・・
安定していません。それに、雨が降ったと思ったらザァーーーーーーーと、バケツをひっくり返したような雨。
そのような状態って、農作物にとって言い訳がありません。
そんな状態ですが、今回は梨についてアップしてまいります。
今、県内は豊水の収穫終盤になっておりますが、前にも書いたように台風や豪雨が多かった年は、葉から肥料分が流れ出してしまう「溶脱(リーチング)」がおきてしまいます。
そうなると、根傷みや葉色の低下が起きてしまい、次年度の貯蔵養分の蓄積にも影響を及ぼす可能性があります。早期の樹勢の回復を図るためにも、次の管理をしっかりと行って、来年のために備えるようにしましょう。
【葉面散布による管理】
アミテート前期用(8-3-3)
500倍で定期的に落葉まで葉面散布して下さい。
葉に活力を活力を与えることで、早期落葉の防止にも繋がります。
※アミテートに配合されているポリリン酸が光合成を促進させます。
※アミノ酸、核酸も高濃度に配合しております。
【お礼肥の施用】
粒状ジャンプ(10-6-7) 2袋/10a
粒状ジャンプは魚由来のアミノ酸・核酸を配合しており、疲れた梨の樹に即効的に栄養補給できます。
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