厳寒期の農作物管理について

平素は、茨城生科研に対し多大なる御支援と御愛顧を多くの皆々様から賜りまして誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。


珍しく連日の投稿になっております(汗)

しかし、寒いです。

連日同じようなことを言っているような・・・

ちなみに今朝の事務所所在地、笠間市押辺地区はマイナス4℃でした。


さて、話は変わりますが

弊社は比較的SNSを活用していると、取引メーカーさん言われております。

(アップしている本人は、まだまだだと思っておりますが・・・)

まー、確かにこのブログ?(HP)とツイッター、facebook、そして最近開設したline@といろいろやらせていただいております。

そうそう、またまた余談ですがfacebookの「いいね!」がおかげさまで200件を突破いたしました。(パチパチパチ)


話を元に戻して

そんなことをやっているので、取引メーカーさんのA担当者さまより、今年は特に寒くなるので是非とも厳寒期の対策を御提案させていただきとの申し出がありましたので、今回はテーマにもある「農作物の厳寒期の管理についてアップして参ります。


今年は、ラニーニャー現象の発生により、気温が例年と同じないしは低いと言う予報が出ております。現に寒いです。

厳寒期になると、当然ですが「地温の低下」や「日射量の低下」(冬季)が起こります。


その中でも、特に

「地温の低下」は、根の働きが低下してしまい、養分の吸収が滞り気味になり樹勢が落ちてきてしまいます。また、微生物の活性なども悪くなってしまい、肥料の効率も悪くなってきてしまいます。


そんな時の対応策として、

1番目の御提案ですが

題して

「団粒剤の活用で空気層を確保しよう!」

です。

団粒化剤を施用することで、土が軟らかくなることは言うまでもありませんし、それによって根の生育も良くなることも御承知の事と思います。

ですが、団粒化剤をしようすると、実は地温の下がり方にも若干の変化があるのです。

ポイントは「空気層」です。

空気層のお陰で、ほんの少しですが地温の維持する事が出来るのです。


ほんの少しと言いましたが、農作物にとってはとても重要なことだと思います。


で、実際に試験した内容がこちらです↓

施用した資材は「シンボルエース」です。

そしてそして、試験調査結果がこちら↓

いろいろご意見が出て来そうがデータですが、

0.5℃対照区を上回る事ができております。

実際粒剤の施用は、作付け前に元肥と一緒に施用するので、生育途中では難しいと思います。

なので、そんな時のために液体バージョンも用意しております。

「キッポシリーズ」「アミノキッポシリーズ」には土団粒化させる成分が配合されておりますので、作物の生育に合わせて、御利用いただければと思っております。


次に、肥料の効果の部分についてです。

微生物の活性が弱くなってしまうと、肥料の利きが悪くなってしまいます。

そんなときは、効き目の早い硝酸態窒素の液肥をかん水することをおススメいたします。

そして、その硝酸態窒素が多い、

いや

全量硝酸態窒素の商品が

「トーシンCa」「トーシンCa2号」なのです。

この商品がカルシウムも配合しておりますで、硝酸態窒素をカルシウムを同時に補給することが出来るので、一石二鳥です。

ただ、この液肥が他の液肥との混用が出来ませんので注意して下さい。


と言うことで、寒さ対策の一助として御利用いただければと思っておりますので、よろしくお願い致します。

尚、御紹介いたしました商品については、茨城県内では各地JAさまでお取り寄せする事ができますので重ねてよろしくお願い致します。

㈱茨城生科研・AGRI WORLD

明るい豊かな農業社会の実現に向けて!

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