タマネギの収穫前管理について

平素は茨城生科研に対し、格別の御支援と御愛顧を多くの皆々様から賜り誠に有難く

厚く厚く御礼申し上げます。

気がつけば1日にお月参りの更新を行なって以来になっておりました(涙)

5月は変気が急変するなんて事が言われておりますが、本当にその通りで

初夏と言うよりも真夏を思わせるように気温が上昇したかと思えば、ブルブルするくらいに寒かったりと、健康管理を行うにも非常に大変な気候になっております。

このような天候ですが、比較的気温が高い影響で、各作物とも生育が順調するぎるので、やや?前進しているものも多く見受けられます。


そんな中ですが、茨城県内のタマネギも早いものでは収穫を迎える時期になってきております。

今年の早生品種は、葉数が例年より少ない状態で倒伏をしているのを見掛ました。その影響で、肥大も若干悪く、小玉傾向になっているようです。


タマネギを生産されている方ならご存知のことだと思いますが、タマネギが倒伏しても肥大は続いております。

倒伏したから、さー収穫

ではなくて、もう一手間掛けてあげる事がとても重要です。

一つは、しっかりと防除することです。収穫後の腐敗などの病気を防ぐためにも必ず、適切な薬剤を用いてしっかりと防除を行う様にして下さい。


そして、もう一つです。

それは、葉面散布をしっかりと行う事です。

上記に書いたように、倒伏してもタマネギはまだまだ肥大を続けております。

更なる肥大の促進と、品質の向上を図るために実施しましょう。

使用する葉面散布肥料は

メリット赤とカルタスです。

「メリット赤」を散布することにより、葉から球へ養分の転流を促進させ、肥大を促します。

更に、タマネギ体内の未消化窒素を軽減して、食味・品質を向上させることも出来るのです。

そして、カルシウム葉面散布肥料「カルタス」です。

「カルタス」を散布することにより、細胞を強くして球の締まりを良くします。細胞を強くすることで、貯蔵性の向上にも繋がった参ります。


効果的な使い方ですが、
メリット赤 500倍 とカルタス 500倍
混用して、5~7日おきに適宜葉面散布を行なってください。


<注意事項>

急激に日中の温度が高くなってきております。

高温時の散布は薬害や焼けの発生が懸念されますので、避けるようにして下さい。

また、やむ終えず農薬を混用する場合は、農薬の成分・機能、混用の有無を確認して行う様にして下さい。


以上よろしくお願いいたします。

㈱茨城生科研・AGRI WORLD

明るい豊かな農業社会の実現に向けて!

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