梨の収穫後の管理についての御提案
平素は茨城生科研に対し多大なる御支援と御愛顧を多くの皆さまから賜りまして
深く深く御礼申し上げます。
1日に更新してからすっかりサボり気味になっている今日この頃(かなり反省)
9月も早いもので、もう後半になってきております。
そして9月といえば、弊社にとっては中間地点なのです。
つまり、仮決算の時期なのです。
販売が順調なら「決算」と言う響も悪くないのですが・・・・
・・・・・・
嫌な響きです。
胃が痛いです。
茨城県、千葉県内の農家の皆さま、
JAさまから弊社液肥、土壌改良剤の御購入をお願い致します。
と言ったところで、
話は本題に戻しますが、
今回は梨についてアップして参ります。
今年は、例年よりの開花が早く、収穫も例年より進んだ年になりました。
一部の生産者に話を伺うと、前半の肥大はイマイチだが、味はかなり上々のようでした。
が、樹に話を聞くと(聞けませんが・・・)
今年の暑さがかなり堪えているとの事。
樹勢に負担がかかり、貯蔵養分の蓄積などにも影響を及ぼす可能性が考えられます。
そこで、葉面散布を落葉まで行う事をおススメいたします。
使用する剤は、茨城県内であれば「アミテート前期用」です。
改めてになりますが、「アミテート」シリーズは茨城県内の梨生産者向けに開発した、
かなり年期の入った葉面散布肥料です。
ちなみに、種類は「アミテート前期用8-3-3」と「アミテート後期用3-5-3」の
二種類あります。
「アミテート前期用」を落葉まで散布することにより、弱った樹勢を回復させるほかに
次年度の貯蔵養分の蓄積にも役に立つことが出来ます。
尚、樹勢が強すぎて2次伸張が心配される場合は、「アミテート前期用」ではなく、「アミテート後期用」もしくは「メリット赤」に変えて散布してください。
散布倍率は、500倍でお願いします。
あと、果樹の場合「お礼肥」を行ないますが、そのときに施用してとても効果があるのが
即効性のある肥料「粒状ジャンプ」です。
施用後すばやく、吸収され樹勢の回復、養分の蓄積に効果を発揮いたします。
施用量は20kg~40kg程度です。
ちょっとお値段は張る肥料ですが、根強いファンがいるくらいですから、効果はバツグンです。
近年異常天候が続いております。
この異常天候に負けない農作物を作ることが、大切になってきております。
みんなで力を合わせて、情報も共有しながらこの難局を乗り切ってまいりましょう。
弊社も出来る限りのことを行なっていく所存です。
引き続き茨城生科研をどーーーぞよろしくお願い致します。
尚、梨の対策ポスターを貼り付けておりますので、
御自由にご使用ください。
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