タマネギ栽培のご提案!
日頃より、茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。
9月も中盤に差し掛かって参りました。少しは秋めいてきた感じもありますが、まだまだ残暑が厳しく日中は、熱中症のリスクもありますので、農作業等の屋外作業の時は十分に注意をして行うようにしてください。
さて、今回はタマネギ栽培の肥料提案です。
その前に昨年のタマネギの状況ですが、決して良かったという年ではなかったと思います。早い段階からべと病の発生が確認されたり、生育が思いのほか悪く、倒伏が例年より早く、肥大もあまりよくありませんでした。
気候や連作障害と要因もあるとは思うのですが、苗ではまず健苗育成、そして畑では、土づくりの徹底と、改めてしっかりと行う必要があると思います。
そこで、まずは良い苗を作ってもらうために、肥料の管理をご提案させていただきます。
タマネギの育苗が期間が長いので、病害虫の管理をしっかりとした上で、しっかりとした苗に作り上げていくために播種後、本葉2葉期頃から
メリット青300~500倍
を7日おきに、3~5回程度、葉面散布を行ってください。
また、光合成の促進のために、上記メリットに
「グリーンセーフプラス」1000倍液を混用するとさらによく、株揃いの良い苗に仕上がってきます。
「カルタス」500倍を適宜葉面散布してください。
そして、定植後の発根を促し、活着を促進するために
「根っこりん」250倍で定植の7~10日前に1回葉面散布を行ってください。
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