いちごの厳寒期に向けた管理について
平素は、茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、心より感謝を申し上げます。
前回の更新から少し時間がたってしまいました。(ちょっと焦っております)
明日から11月になります。
早いもので、今年も残すところあと2か月となってしまいました。
が、ここにきてやっと秋めいては来ましたが、これまでの気温と言うと、10月だと言うのに夏日を連日記録したりして、通常長袖の洋服を着る時期なのに、まだまだ半袖でいられるような気候でした。
そして、10月は比較的晴れの得意日だったと思うのですが、天気が良かった日が非常に少なかったです。今日(31に)の日照時間が10時間以上だと、なんと26日ぶりだとテレビのニュースで言っておりました。
さて、イチゴですがあちらこちらでマルチを張り巡らせている光景を目にします。いよいよイチゴも冬支度が始まりました。
そこで、今回は「イチゴの厳寒期に向けた管理について」と題し、更新して参りますのでよろしくお願いいたします。
<管理のポイント>
なり疲れの防止と果実肥大、品質向上のための追肥管理をしっかり行いましょう。と言う事です。
まずは、葉面散布での対策として
・発根促進と、腋果の充実のために
ホップアップ300倍 + 根っこりん300倍
5~7日おきに2~3回葉面散布を行ってください。
・出蕾後、奇形果の軽減と厳寒期の軟質果対策に
ホップアップ300倍 + カルタス 500倍
7日おきに定期的に葉面散布してください。
次にかん水による追肥のポイント!
エネルギーの補給と果実肥大のためにリン酸をしっかり補給!
活着から収穫開始まで「新トーシンPK 5kg」を7日おきに定期的にかん水施用を行ってください。※曇天が続くような時には特にリン酸を補給してください。
マルチ後の発根促進のために
新チャンス液S 5~10㎏ + メリットM 3㎏
10日おきに2~3回かん水施用してください。
また、季節外れの大雨や台風などの発生も懸念されますので、気象情報には十分に注意してください。
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