タマネギの収穫前の管理のご提案

平素は㈱茨城生科研に対し、多大なるご支援とご愛顧を多くの皆々様から賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。


ながーいゴールデンウィークも終わり、周りを見渡すとあちらこちらで田植えの姿が見受けられましたが、これもピークを過ぎてきました。


そして、鹿児島の奄美地方や沖縄も梅雨入りして、イヤーな季節が間もなく?到来と思いきや、今朝のニュースでは「から梅雨」の可能があるとかないとか・・・

事務所所在地の茨城県笠間市も、ちょこりちょこりは降っていますが、絶対的に畑に水分がありません。

先日もトラクターで作物を植えていない圃場を耕運しましたが、ローターリーの後ろは、大袈裟かもしれませんが、煙が出ているように土ホコリが舞っておりました。

ゲリラ的な雨はいりませんが、一日中みっちりしとしと雨が欲しい今日この頃です。


さて、本日はイチゴではなく「タマネギ」です。


調極早生は収穫を迎えもしくは終了しているかもしれませんが、中生や晩生はこれから収穫期を迎えるところだと思います。

以前にもアップしたかもしれませんが、これからの管理次第で、玉の肥大や品質、さらには貯蔵性に大きく影響を与える恐れがありますので、収穫だーって気を抜かず、最後までしっかりと管理をさせることをお奨めさせていただきます。


そして、その肥大や品質に効果があるのが、やはり葉面散布です。


タマネギの収穫目安は倒伏ですが、倒伏したからと言って肥大が止まってしまっているわけではありません。

使用色がまだ青いうちは肥大を続けています。

そこで、弊社葉面散布の

メリット赤 (0-10-9) 500倍

を葉面散布することにより、葉から球へ養分の転流を促進させることによって、タマネギの球の肥大に対し効果を発揮するのもです。

そして、次にカルシウム剤です。

カルタス 500倍

カルシウムを定期的に補ってあげる事で、タマネギの細胞を強くして、球の締まりが良くなり、腐りにくく貯蔵性の向上につながっていくのです。


で、なんども書いておりますが
通常葉面散布肥料とカルシウムは混用できないのです。(カルシウムとリン酸などが結合して沈殿等が起きてしまうから)が、「メリット赤」と「カルタス」は混用することができるのです。
混用しても「白濁」や「沈殿」が起こらないのです。
だから、ひと手間減らすことができるのです。


理想的な使い方としては、

タマネギの生育後期(止め葉が出てきたころ)から収穫開始まで、適宜葉面散布を続けていただけると、かなりの効果を発揮します。

現実県内で。使用していただいている生産者の方から、使い続けると肥大が違う。

とのお声をいただいております。

更に、タマネギの品質もかなり上がってきます。


今風の言い方をすると

「マジおススメ」です。


まだ、間に合いますので収穫の前の生産者の皆様、ぜひご利用くださいますようお願いいたします。


㈱茨城生科研・AGRI WORLD

茨城生科研では、体がよろこぶ農産物の生産栽培にむけた、土壌分析をはじめ、各種土壌改良剤や肥料の取扱いを行っております。

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