イチゴ栽培管理情報~定植前後の病虫害防除等

平素は、茨城生科研に対し多大なるご支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼申し上げます。

さて、昨日に引き続き連投になってしまいますが、

イチゴの定植前後の病虫害防除について、少しアップしていきます。

※一部農薬についての記載を行います。登録等を確認して行っておりますが、弊社は肥料をメインとした会社ですので、実際の使用に当たっては、農薬の説明書等をしっかりと確認の上ご利用ください。

では、それぞれのポイントを!

〇ダニは苗からの発生によるものがほとんどです。定植前には、成虫、卵、ともに週1回以上の気門封鎖剤や本圃では使用できない薬剤などを使ってしっかりと防除を行ってください。

〇定植前日または当日に、活着促進とダニ防除として、根っこりん300倍+モベントフロアブル500倍を混用して十分に潅注してから定植を行ってください。

〇花芽の確認後(ガク片形成期以降)から、定植して葉が1枚展開するまでの間、アミノメリット青500倍を定植後活着まで2~3日に1回のペースで散布してください。

活着後は、ホップアップ300倍を週1回、定期的に散布を行ってください。

〇活着後、うどんこ病の予防に活着後すぐと、マルチ直前の2回イオウ粉剤を使用してください。


<葉面散布について>

〇腋果の分化促進と根っこの増加に!

活着したら「ホップアップ」300倍+「根っこりん」300倍で、7~10日おきにマルチ被覆後1週間までに3~5回葉面散布してください。


<かん水での追肥について>

〇エネルギー補給と果実肥大にしっかりリン酸の補給を行ってください。

活着後から収穫開始まで、「新トーシンPK」5kgを7~10日おきに定期的にかん水してください。

※特に曇天が続く場合には、しっかりとリン酸の補給を行ってください。

※果実肥大期には、「エルエス」2㎏を混用すると、さらに効果的です。

マルチが張り終わったら、「新チャンス液S」5~10kgを10日おきに2~3回かん水してください。

※元肥にミネパワーなどの微量要素肥料を入れていない場合は、「メリットM」3㎏を混用してください。


以上、前回のと一部前後したり、重複する部分もございますが、ご了承ください。


㈱茨城生科研・AGRI WORLD

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