天候不良対策~土壌への対策
日頃より茨城生科研に対し多くの皆様からご支援とご愛顧を賜り、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。
さて、今回も天候不良対策です。
九州や西日本は比較にならないくらい雨が降っておりますが、茨城も雨続きでかなりの降水量になっております。
そんな状況ですから、水はけの悪い圃場は、ぬかるんだり、冠水したりしているのではないかと思います。
作物が栽培されていない圃場なら気になりませんが、栽培が進行中の農作物はそうはいきません。
物によっては、過湿によって品質の低下や生育不良が起きてしまいます。
そのような冠水してしまった圃場の対策として、
「キッポシリーズ」を上手に活用すると比較的早く水が引いてくれます。
ポイントはキッポに配合されている土壌団粒剤が
土の粒子を一定量だけ「団粒促進成分」で絡めとり、すきまの多い構造「団粒化構造」を構成します。
その「団粒化構造」によってできたスキマが水や空気、さらには根の通り道になるのです。
実際の方法として
1つ目は、ハウス等でかなり水が溜まってしまっている場合は
キッポ青を原液
で10㌃あたり20㎏(1箱)を流してください。
※ハウス等で土壌養分の窒素が多い圃場などはキッポ赤を施用するとよいと思います。
露地の場合は、農作物に泥汚れ等が付着している場合もありますので、それらを一緒に洗い流す意味を含めて、
キッポ青 200倍液をたっぷりと圃場に染みわたるように、噴霧器等で散布してください。
完璧に引くとまではいかないかもしれませんが、比較的素早く団粒構造を作り素早く排水させるので、早急な対策としては有効ですので、ご参考にしてください。
お求めは最寄りのJAさまへお願いいたします。
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