平素は、茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なるご支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。

9月も半ばに迫っているというのに、連日暑い日が続いております。

弊社の圃場も相変わらず水分不足気味が続いている状況です。

天気予報を見ると、結構な確率で雨マークが出てはいるのですが、ものの見事に「はずれ」の日が非常に多いような気がします。

農産部の作業（特に防除）も天気予報を見ながらスケジュールを経てているのですが、雨マークでも、実際は快晴だと予定が狂ってきてしまいます。

実際に降っているところは降っているので、たまたまこの辺だけが降っていないのかもしてませんが、今年の傾向を見るとかなり局地的でピンポイントで降っているようです。

車で移動中、いきなり雨の壁？にぶち当たったことが何回かありました。

全く困ったものです。

さて、本題です。

「梨の来年のために」と題しましたが、いろんな作物が今年は大変な思いをしておりますが、果樹もとんでもなく大変な被害に遭っている作物の代表格ではないでしょうか？

春先の晩霜によって、かなりの被害があり、さらに7月の長雨、黒星病の蔓延等々、品質さらには収量が大幅に減少しているようです。

実際に市場の相場を見ても、量が少ないのが一目瞭然です。現在豊水が出荷のピークを迎えていますが、ものすごい相場になっております。

そんな年だから、「根痛み」や「葉色の低下」さらには「早期落葉」などが心配されます。

また、これから台風シーズンに入ってきます。

台風の風雨によって、樹勢にダメージが加わると、来年の樹勢にも大きく影響を及ぼす可能性がありますので、これからの「養分蓄積」のためにも、下記の対策を参考に行うようにしてください。

☆葉面散布による対策

アミノメリット青　

（７－４－３）

５００倍で７～１０日おきに、落葉まで葉面散布を実施してください。

※アミノメリットを散布を散布することによって、配合されているポリリン酸が光合成を促進し、さらには葉に活力を与えて早期の落葉を軽減します。

それと！ちょっと情報提供が遅いかもしてませんが

お礼肥として

粒状ジャンプ

（１０－６－７）

を１０㌃あたり２袋（４０㎏）を施用してください。

◎実は、この粒状ジャンプがかなりおススメです。

この粒状ジャンプですが、

実はかなりすごいのです。

魚の水溶性アミノ酸エキスを配合してその優れた効果を生かした肥料なのです。

だから素早く効き目が現れるのです。

効果として、生育促進はもちろんですが、樹勢の回復、品質向上になかりの効果を発揮してくれます。

まだ、「お礼肥」をやっていない方がおりましたら、是非ともお試しください。

若干値が張りますが、効果は抜群です。