ショウガの収穫

平素は茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。

11月になって更新が若干滞ってしまっておりました(汗)

というのも、1日から農産チームがショウガに収穫に入っていて、すべてではありませんが、携わっていたので、ついつい遅くなってしまいました。

さて、弊社農産事業部では、改めてではありますがキャベツを中心に、タマネギを栽培しております。

昨年から、ショウガの栽培も始まった、今年で2年目になります。

もちろん㈱生科研さまの土壌分析からは始まります。

この診断書に基づいて施肥設計を立て、施用します。

防除の方法は、出荷先のJAさまの指導に基づいて行いました。

昨年は1年目と言う事で、植付後の管理が若干疎かになってしまい、前半雑草の餌食になってしまいましたが、今年は初期からの草対策をある程度早い段階からはじめ、追肥も一気にやるのではなく、少量をこまめに施用して、また土寄せも昨年よりはコンスタントに行うように心がけてきました。

また、弊社肥料事業部で取り扱っております「メリットシリーズ」「カルタス」「グリーンセーフ」を必ず毎回混用して散布を行っておりました。
(※農薬との混用については、混用できない場合もありますので、注意してください。)

今年は、昨年より降水量が多く、特に8月にたくさん降ったので、生姜にとっては条件の良い年ではありましたが、一部だけかん水チューブ(スミサンスイRワイド)を設置して「アミノキッポ」の施用を一回試みてみました。

が、8月の後半に行ったのですが、生姜の草丈がかなり伸びてしまって、散水の効果が無かったので、失敗に終わりました。(来年に向けて検討が必要・・・)


そして、昨年より気合を入れたのが、9月の中旬から毎週防除&葉面散布を行いました。

この頃からは、出荷先の指導にあるのですが、収穫後の日持ちの向上のために弊社の「メリット赤」の散布が決まりになっているので、それに合わせて上記に記載したカルシウム剤の「カルタス」と光合成の促進等に効果がある「グリーンセーフ」を混用して散布を行いました。

毎週行うのは結構大変ですが、「この日は葉面散布の日」という風に決めて、必ず行うようにしました。

その甲斐もあって、収量は昨年を上回る結果を残すことができましたが、2年目の課題も見えてきましたので、それらを踏襲して次年度に向けて取り組んでいきたいと考えております。

↑圃場の全景です。(奥に見えるキャベツ畑も弊社のものです)

手元に大きさを比較するものが無かったので、自分の足でやってみました

ちなみに足のサイズは26.5㎝です。

2㎏オーバーの生姜もありました。

根の量が凄すぎて、手でヌークがとても大変でした。

太い根もさることながら、細かい根が多いのが今年の特徴です。

土壌改良剤として、今回は「シンボルエース」と微量要素の「ミネパワー」を施用しております。

㈱茨城生科研・AGRI WORLD

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