太陽熱処理のご提案~土こうじDX~
平素は、㈱茨城生科研に対し、多大なるごご支援とご愛顧を多くの皆様から賜り、誠に有難く厚く厚く御礼申し上げます。
気温の変化が激しい今日この頃ですが、皆さま体調管理は大丈夫ですか?
急激な気温の上昇で、体がついていけず体調不良を起こしている方もいらっしゃるでのはないかと思います。
そして、なんといっても「熱中症」には十分注意です。
先日、私も危うく熱中症になりかかりました。
刈払機で圃場の草刈りをしていて・・・
なので、みなさま十分注意をして作業を行ってください。
さて、今回は弊社の取り扱い商品のご提案です。
それは
「土こうじDX」
です。
この商品の特長と効果ですが、
珪藻土・豆乳粕を主成分に、米ぬか・海藻・パームヤシ炭などを、バランスよく配合した複数の有効微生物と酵素で発酵させた土壌改良剤です。
そこで今回は、この「土こうじDX」を活用した「太陽熱土壌処理」についてお奨めさせていただきます。
イチゴは作が終了して、圃場を片付けているところだと思います。また、スイカやメロンは出荷のピークを迎えていることだと思います。
それらが、終了すると次年度の作の準備に取り掛かると思います。
そこで3つのパターンで「土こうじDX」の利用方法をご提案いたします。
まず、一つ目です。(残渣を持ち出すパターン)
収穫終了後、下記の要領で「土こうじDX」を投入して耕運します。古ビニールなどで密閉してからかん水を行います。(ハウス内が極端に乾燥する場合は、乾燥したらかん水を行います)太陽熱の期間は、およそ40日が目安になります。
投入事例
1、土こうじDX 8~10袋+フスマまたは米ぬか400~500kg
2、土こうじDX 10~15袋
※フスマや米ぬか、石灰窒素を投入し同様に処理した場合、投入資材の中の窒素成分が残ってしまいます。この場合、元肥を減肥したりしないと、徒長や品質の低下の原因になることがあります。また、これまでにあまりたい肥を投入していない圃場や、土壌病害が発生している圃場では、1番の方法をお奨めいたします。
二つ目です。(残渣を持ち出さないパターン)
収穫終了後、下記の要領で「土こうじDX」を投入して、残渣とともに鋤き込み耕運、軽く鎮圧します。その後は上記同様古ビニールなどで密閉してかん水します。
期間は夏日の40日くらいが目安です。
投入事例
1、土こうじDX 10~12袋+フスマまたは米ぬか400~500kg
2、土こうじDX 12~15袋
※これまでにあまりたい肥を投入していない圃場は、1番の方法をお奨めします。
※作物の栽培中に病害虫が発生した場合は、残渣の鋤き込みはやめて、持ち出すようにした方が良いと思います。
最後三つ目です。(たい肥を投入する場合)
基本的には、充分に完熟したたい肥を施用します。(たい肥は太陽熱処理前に投入します)
そして、「土こうじでX」を施用して、耕運後軽く鎮圧を行います。その以降の作業は上記の2つと同じ、かん水して40日間置いておくことです。
投入事例
完熟たい肥 1~2トン施用後に「土こうじDX」10~15袋
※たい肥が完熟でない場合、作付けまでに未熟な糞尿や繊維が残っていると、病害虫の発生の原因になりますので、十分注意してください。
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