レンコンに酸素を供給してあげましょう!
連投を失礼いたします。
今日も雨が降っている事務所所在地の笠間市押辺地区です。
正直もう雨はいりません。
明日からは好天が続くみたいですので、一気にキャベツの収穫作業を行う予定にしております。
さて、今回は
今年1年現地試験をした商品をご紹介いたします。
作物は
レンコン
です。
で、試験した資材は
酸素剤です。
商品名は
スーパー酸素
です。
茨城県内の某JAさまと一緒に行いました。
いま県内では、あることが問題になっております。それを軽減できないかという問い合わせが、そもそもの始まりでした。
しかし酸素剤なので、この商品を特長を説明させていただき、その問題解決にはかなり厳しいとは思いますが、取り合えずあってみようと言う事に。(レンコンの生育に関することではありません)
そして、JAのご担当者さまとおよそ1ヶ月に1回圃場の調査をすることに。
というのも試験ですから、結果がどうであれデータの収集は行わないとと言う事で実施しました。上にも書きましたが、生育改善が試験のメインではないので、正直(肥料やがこんなこと言ってはいけませんが)あまり期待をしていませんでした。
が、
しかし、
実際の圃場を伺うと
な、なんと
全然生育が違うではありませんか
予想に反して、
ものすごく良いのです。
最初の時の写真がこちらです。
上の写真が施用区です。
下が未施用区です。
あ、順番が逆になってしまいましたが、
この圃場の植付は4月28日~29日です、
そして、スーパー酸素は2袋(20㎏)を4月25日に施用しました。
実際の現場は隣接している圃場で、もちろん生産者も同じ生産者様です。
だから、余計結果が分かりやすいのです。
いかがでしょう。
立葉の数が全然違うのがお分かりになると思います。
この写真の撮影日は6月4日です。
そして、6月の27日に再訪問した際の写真がこちら
(上が試験区で、下が未施用区)
いかがでしょう。
葉数が全然違います。
そして、最後の写真なのでが
更に1っか月後の7月29日に訪問させていただきました。
(上が施用区、下が未施用区)
写真の大きさが違います。申し訳ありません(汗)
いかがでしょうか?
全然違いますよね。
そして、この圃場の収穫後お話を伺うことが出来たのですが、
今年は、台風の影響で生育の中盤から終盤にかけて大きなダメージを受けて、全般的にはあまり良くなかったけど、この圃場は順調?例年より収量が上がっている。
とお話されておりました。
酸素剤の効果をものすごく感じていただけました。
来年度は、別の圃場にも施用する。ともお話されておりました。
試験の結果ばかりで、肝心な商品の特長等書いていなかったですね。
「スーパー酸素」の過酸化カルシウムをベースに製造されております。
酸素発生のしくみですが、過酸化カルシウムが水分や金属と反応して、活性型の酸素を放出しながら分解していきます。そして、最終的には消石灰になります。
主な特徴として
・水に溶けて(溶存酸素)よく根から吸収され、根張りをよくして初期の生育を良くします。
・好気性菌(酸素を好む微生物)を増加させることにより、土壌中の有機物の分解を促進します。
・酸素の供給を図り、還元性ガスの分解、根茎の生育を旺盛にして養分吸収力を高めて、生育を促進します。
・酸素供給により、土壌有機物の分解を促進させて有害ガス(硫化ガス等)の発生を軽減し、悪臭の発生を抑制します。
通常の圃場だと、およそ120(4か月)~150日(5か月)経過しても20%以上の酸素が粒剤中に残存しています。
ですが、常に湛水状態にあるレンコン圃場だと、それよりは短るなるとみられておりますが、およそ1か月以上は酸素を放出していると思われます。
今回の試験の考察として、
未施用区と比較すると明らかに初期生育に変化が見られました。酸素の供給により、立ち葉の数、葉の大きさ、茎の太さも順調で地下茎の健全さが推測され、それが収量、品質の向上につながったと考えられます。
レンコンの場合は、特長にも書きましたが有害ガス(硫化ガス等)に発生の問題もあります。ガスの発生は、生育の不良や品質の低下を引き起す一因にもなりますので、それらの問題解決にも本酸素剤はお役立つことができます。
で、最後に施用量ですが
植付の1~2週間前に
スーパー酸素(10㎏)を2~4袋
施用してください。
なお、この商品の弊社取扱いは茨城県のみで、お求めの際は、茨城県内のJAさまでお願いいたします。
また、本商品のお問い合わせは弊社のSNSを通じてお願いいたします。
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