早くも7月です。
日頃より㈱茨城生科研に対し多大なるご支援とご愛顧を多くの皆様から賜りまして、誠に有難く厚く厚く御礼を申し上げます。
早いもので2020年も半年が終わってしまいました。
いろいろ有り過ぎて、あっという間に過ぎ去ったって感じをしております。
出来事の一番は、やはり「新型コロナウイルス感染症」ですね。
今年の正月に、世の中がこんなことになるなんて・・・・・
思っておりませんでした。
いろんな方が一生懸命行ってくれておりますが、未知?の世界なので、なかなかうまくいかないのだと思います。
全くの素人の私には何もできるはずもないので、一生懸命働いている研究者や医療従事者に対しエールを送ることしかできないし、感染症にかからないように、最善の注意をすることにより迷惑をかけないよう心がけております。
さて、ふとHPを見てみると
な、なんと
6月の更新がありませんでした。(汗)
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、さまざまな制限がある中で、いろいろ対策を取りながら活動を行っておりました。
そして、農産部については
約2週間にわたりキャベツの収穫作業を行っておりました。
今回は、そのキャベツについて書いてまいります。
3月の上中旬に定植したキャベツですが、定植直後は比較的天候もよく、順調に育っていたのですが、4月の天候不順、日中は比較的暖かい日がありましたが、夜温が極端に低く、時には晩霜などがあり、生育が完全に停滞してしまいました。
6月には収穫を予定していたのですが、5月の上旬ころの生育状況では、かなり厳しい状態でした。
なので、かなり遅れる(確かに周りを見てもかなり遅れていました)のだろうと思っていたのですが、品種特性なのか?天候なのか?はたまた管理が良かったのか、5月に中旬からものすぐいスピードで、球が見る見る肥大していったではありませんか。
これには、もうびっくりしました。
これが5月中旬の様子です。
そして、それから半月後です。
そして収穫です。
弊社の栽培のこだわりとしては、まず「土にこだわる」です。
何回も書いていると思いますが、作前に各圃場ごとに精密土壌分析を行っております。
これをもとに、作物にあった施肥設計を行い、各圃場ごとに施肥を行っております。
もう一つは、葉面散布です。
定植後から、定期的に多くの皆様にご愛顧いただいている「メリットシリーズ」を
青・黄・赤の順に散布を行っています。
また、キャベツのカルシウム欠乏が一因と言われている「巻き込み」対策に、カルシウム葉面散布「カルタス」も混用しております。
また、食味の向上を図りために液体微量要素肥料の「グリーンセーフプラス」も後半から散布しております。
農産部の作物に対する管理体制も、以前と比べると数段良くなりました。
以前は、草との闘いの連続で、手が間に間に合わずろくなキャベツではありませんでしたが、いまではスタッフのおかげで、視察対応できるくらいのキャベツ畑になっております。
そのおかげもあって、年々収量も増えてきております。
ちなみにことに終了ですが、最終的な数字はまだ出ておりませんが、10㌃あたりで、8トンを超えたのではないかと思っています。
ちなみに品種は「初恋」です。
食味も良好で、ひと玉だけですが糖度を計測したら5.8度ありました。
今回細かい栄養価の分析を行っておりますので、結果が出たらこのページでご報告をさせていただきます。
今年は、全般的に天候不順の影響がかなり出ております。
そのようなときの対策としては、やはり「葉面散布」です。
一番良いのは弊社の「メリットシリーズ」ですが、他社の商品でもいいと思います。
天気の合間に、手間を惜しまず「葉面散布」
これが、後々効を奏しいます。
なので、弊社でも取れるのですから、プロの生産者の皆様ならきっと上手に使いこなしてくれるものだと信じております。
と、話は宣伝みたいになってしまいましたが・・・(笑)
現在農産部では、タマネギとショウガを栽培しております。
タマネギは来週から収穫作業に入ります。
ショウガは初挑戦です。
今こんな感じです。
実は2日間、3人で草を手でトールしておりました。
でも、あっという間に出てきます。ショウガについては、草との闘いがこれから始まります。
いろんな作物を栽培し始めております。
実体験を交えていろいろ更新してまいりますので、今月もよろしくお願いいたします。
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